3月, 2012年
2012-03-13
庭のウッドデッキが玄関となる個性的でユニークなつくりの住宅でしたので、それがさらに面白くなる設計を目指しました。
既存のデッキを全て撤去し、ハードウッド材に取り替えると共に大きさを2倍に広げました。来客も迎えるデッキですのでステップにも一癖変化を付け、玄関であるアピールのために巨大な丸太を立て込み、門を演出しました。この丸太はY様からの支給品です。グリーンが良く似合う住宅と環境なので、植栽スペースも確保させていただきました。Y様ご夫妻は我々にとても優しくて温かく、特に写真のH君は私たちのアイドルです。社長の手元につき、随分と手伝ってもらいました。工事後、丁寧に描かれた似顔絵や特製の鉛筆立てを送ってくれて、30歳と40歳が感動の嬉し泣きです。本当にどうもありがとうございました。
Design kosaka
2012-03-13
ナチュラルで素朴なエクステリアを、ということで使用素材は全て天然のものです。アンティークレンガと枕木と軟石がうまく調和したファサードになりました。
向かって左側はアスファルトですが、右側は自然さを残すためにあえて砂利敷きのままです。
Design kosaka
2012-03-13
まるで絵本に出てきそうな可愛らしいお家です。お子さんを授かったときに子供が絵に描けるようなお家を、とご主人様の理想の叶ったお家だそうです。納得ですね。敷地はさすが岩見沢、家の前、横、裏とコの字でそれぞれ広い庭がつくれる贅沢な条件です。札幌の平均の2倍以上の広さはあります。M様はそのうちの横と裏庭を畑に、前庭を芝にされたいとのことでした。畑は下に暗渠管埋設で水はけを良くし、充分な深さで黒土を入替えました。前庭は枕木で土留めし芝の面を平らに仕上げ、芝の奥にはBBQスペースもございます。芝の管理に手を焼く方も多いですが、ご主人様は毎朝水遣りと雑草の除去を日課のように行っていただいていると聞きました。まったく尊敬します。この作業を続けるのがなかなか難しいため芝は敬遠されてしまいがちですが、やはり気持ちの良い景色ですね。お子さんやペットがいたら大喜びです。とは言え、芝の管理は本当に大変です。あまり気負いせずに面倒を見てあげてください。
Design kosaka
2012-03-13
大きなウッドデッキのあるお庭です。サブテラスとして枕木とアンティークレンガで園路兼としました。ご主人様のご友人が集まってよく焚火をされるそうで、そのための広場となっております。
メインにはメイゲツカエデの株立ちが窓から望まれ目隠しにもなっております。
温かみのあるウッドフェンスが向こうの景色を遮ってくれています。
皆様で楽しくお庭でお過ごしいただけますように。
Design kosaka
2012-03-13
ご紹介でお会いすることが出来ましたN様、お伺いすると奥様の手によって作られたお庭が広がっておりました。手を入れる必要もないのでは?と思いましたが、奥様によるときちんと整理し土台を作り直し、バラを始めたいとのことでした。余談になってしまいますが、確かにご自身でお庭をつくられる際方で設計図を作成される方はほとんどおらず、お店で気に入ったブロックや植物をそのときそのときで足して作っていかれる方が多いです。その積み重ねで気付くと「あれ?」といったことがしばしば。N様の場合はこれから違った庭造りをご希望されていたので少しニュアンスが違いますが、ご自身で庭をつくっていかれる際は最初が肝心です。
さてN様のお庭ですが、中央に曲線を描いて伸びた園路、こちら何で出来ていると思いますか?実はもともと敷かれていた普通のコンクリート平板を縦にして埋め込んだのです。我ながら画期的なアイディアだと思うのですが、職人さんには苦労させてしまいました・・・。平板だけだと素っ気ないので、渋みのレンガを間にはめ込みアクセントにしています。その園路を中心に既存の植栽を振分け、新たに予定されているバラ等の位置も確保しました。これから草花を植えるにも場所を迷うことなく、植栽の設計を頭の中で組み立てながら庭造りが出来るかと思います。彫刻家の奥様なので、センスの高い庭になること間違いないです。奥様はハーブやバラの香りが制作活動の癒しになると仰っていました。自然の力が奥様の力の糧となり、今後の制作活動により良い影響を与えてくれると思います。素敵な作品をたくさん生んでください。どうもありがとうございました。
Design kosaka
2012-03-13
本物趣向のT様、お庭もなるべく自然素材をつかってつくりたいということで、枕木、アンティークレンガ、鉄平石、ピンコロ石とペイビングは全て本物です。本物はやはり見栄えがしますし、植物との馴染みが良いです。デッキも当初は樹脂デッキも検討しましたが、やはりこだわりは貫かれサイプレス材で作製しました。窓から出てすぐ物干しができるよう物干しポールを隣接して据え付けました。樹脂デッキにはない香りのよさや木の温かみが心地よい空間になりました。草花をたくさん楽しみたいという奥様には十分楽しんでいただけるお庭になったかと思います。
Design kosaka
2012-03-13
住宅の建築時からお問い合わせを頂き、建築と庭のプランが同時進行で進んでまいりました。T様の庭は、住宅正面の「観る庭」と住宅側面の主庭は菜園用などの「使う庭」として大きく2つに分けました。正面はT様が住宅側から観るためと、客人が外側から観るのと両立を図らなければなりません。どちらにも応えられるよう数々の樹木でセミクローズドにし、樹木で住宅を引き立たせるとともに庭の中にいて落ち着けるよう配慮しました。ポーチ横のコンクリートパーテーションの丸窓からはちょうど手水鉢の景色が切り取られ、来客の方が楽しんで頂ける丸窓になりました。
主庭側はごらんの通りの最高のロケーションで、これを生かしつつも自宅の庭と借景の自然の境界をそれとなく区別しました。こちらはもともと斜面だったので境界沿いにコンクリート擁壁で土留めをし、まずは大きな高低差を埋めました。さらに庭園内は石積みで3段階の段々畑になっており、真ん中に石の階段を挟むことによりそれも分断し、全部で6フロアの分けられたお庭になっております。庭を分けるとそれぞれの使い方が明確になり、畑には輪作するにも大変管理しやすくなります。
T様のお庭にはご実家の滝川から移送してきた木も住宅正面側に配し、たくさんの鉢物の草花も早速庭に散りばめられました。施工1年後におじゃました際には、向こう側が見えなくなるくらいたくさんの緑が入っており、特にトマトの大きさにはびっくりしました。ご家族皆さんが仲良く庭を楽しんで頂いているのがとても良く伝わります。長期に渡っての大工事、誠にどうもありがとうございました。
Design kosaka
2012-03-13
住宅正面の土留めと隣地境界の工事をさせていただきました。通常はブロックなどで土留めするのが一般的でしょうが、ここは得意の札幌軟石を使用させていただきました。全体のバランスがまとまるよう、色々な大きさの石をランダムに積んでおります。所々に入っている枕木がいい味出してます。
奥様はセンス抜群、ご主人は手先が器用で何でも作ってしまう方なのでお二人の力でこれから庭がどんどん変化していきそうです。が、私たちの仕事もどうかとっておいてくださいませ。
Design kosaka
2012-03-13
可愛い柴犬のワンちゃんのための広大なドッグランが広がるお庭です。50匹くらい放つことが出来そうな広さです。圧迫感を軽減するために仕切はメッシュフェンスを採用しました。
アプローチにはクリーム色の天然石を広く敷き、庭への枕木小道にも続いております。枕木の広場が少し大きく設けられているのは薪割スペースです。
何でも器用にこなしてしまうご主人様が、これからお庭をどんどん進化させてくれそうで楽しみです。
Design kosaka
2012-03-13
会社から程近いO様邸、カーポートからお庭まで外構全てを手掛けさせて頂きました。
まず建築の配置状況からカーポートは必然的に玄関前となりましたが、そういった場合はカーポートの印象が強く出てしまいます。O様の場合は明るく優しい面持ちの木製カーポートが選ばれました。
奥様のご希望によりカーポートと同じ色のウッドでオリジナルのトレリスを制作しました。スリットの間にはツル植物を這わせられるよう異形棒物の格子が設置されており、植物の成長を待っています。庭に閉塞感を与えることなく、ほど良い存在感で外界との縁切りになっています。山がお好きなご主人様のためにはたくさんの木々を。紅葉、黄葉、常緑、実、花、全てが楽しめる樹種が並んでいます。2トップの大きな落葉樹はエゴノキとハイブリッドハナミズキです。最近では小さなサイズの木を植えられる方が多いかと思いますが、家とバランスを取るにはこれくらいの大きさが本当は丁度良いです。
その樹木やトレリスに囲われた庭の真ん中には石張りのテラスが広がり、家族の憩いの場となっています。テラスの周りは一面花を植えられるようになっており、これから数年かけて奥様が作り上げて下さいます。お仕事を通じてお会いでき大変嬉しいです。庭が少しずつ出来上がってゆくのが楽しみです。ありがとうございました。
Design kosaka