厚別区 N様邸
ご紹介でお会いすることが出来ましたN様、お伺いすると奥様の手によって作られたお庭が広がっておりました。手を入れる必要もないのでは?と思いましたが、奥様によるときちんと整理し土台を作り直し、バラを始めたいとのことでした。余談になってしまいますが、確かにご自身でお庭をつくられる際方で設計図を作成される方はほとんどおらず、お店で気に入ったブロックや植物をそのときそのときで足して作っていかれる方が多いです。その積み重ねで気付くと「あれ?」といったことがしばしば。N様の場合はこれから違った庭造りをご希望されていたので少しニュアンスが違いますが、ご自身で庭をつくっていかれる際は最初が肝心です。
さてN様のお庭ですが、中央に曲線を描いて伸びた園路、こちら何で出来ていると思いますか?実はもともと敷かれていた普通のコンクリート平板を縦にして埋め込んだのです。我ながら画期的なアイディアだと思うのですが、職人さんには苦労させてしまいました・・・。平板だけだと素っ気ないので、渋みのレンガを間にはめ込みアクセントにしています。その園路を中心に既存の植栽を振分け、新たに予定されているバラ等の位置も確保しました。これから草花を植えるにも場所を迷うことなく、植栽の設計を頭の中で組み立てながら庭造りが出来るかと思います。彫刻家の奥様なので、センスの高い庭になること間違いないです。奥様はハーブやバラの香りが制作活動の癒しになると仰っていました。自然の力が奥様の力の糧となり、今後の制作活動により良い影響を与えてくれると思います。素敵な作品をたくさん生んでください。どうもありがとうございました。
Design kosaka
厚別区 T様邸
中央区 T様邸
住宅の建築時からお問い合わせを頂き、建築と庭のプランが同時進行で進んでまいりました。T様の庭は、住宅正面の「観る庭」と住宅側面の主庭は菜園用などの「使う庭」として大きく2つに分けました。正面はT様が住宅側から観るためと、客人が外側から観るのと両立を図らなければなりません。どちらにも応えられるよう数々の樹木でセミクローズドにし、樹木で住宅を引き立たせるとともに庭の中にいて落ち着けるよう配慮しました。ポーチ横のコンクリートパーテーションの丸窓からはちょうど手水鉢の景色が切り取られ、来客の方が楽しんで頂ける丸窓になりました。
主庭側はごらんの通りの最高のロケーションで、これを生かしつつも自宅の庭と借景の自然の境界をそれとなく区別しました。こちらはもともと斜面だったので境界沿いにコンクリート擁壁で土留めをし、まずは大きな高低差を埋めました。さらに庭園内は石積みで3段階の段々畑になっており、真ん中に石の階段を挟むことによりそれも分断し、全部で6フロアの分けられたお庭になっております。庭を分けるとそれぞれの使い方が明確になり、畑には輪作するにも大変管理しやすくなります。
T様のお庭にはご実家の滝川から移送してきた木も住宅正面側に配し、たくさんの鉢物の草花も早速庭に散りばめられました。施工1年後におじゃました際には、向こう側が見えなくなるくらいたくさんの緑が入っており、特にトマトの大きさにはびっくりしました。ご家族皆さんが仲良く庭を楽しんで頂いているのがとても良く伝わります。長期に渡っての大工事、誠にどうもありがとうございました。
Design kosaka
恵庭市 N様邸
千歳市 A様邸
清田区 O様邸
会社から程近いO様邸、カーポートからお庭まで外構全てを手掛けさせて頂きました。
まず建築の配置状況からカーポートは必然的に玄関前となりましたが、そういった場合はカーポートの印象が強く出てしまいます。O様の場合は明るく優しい面持ちの木製カーポートが選ばれました。
奥様のご希望によりカーポートと同じ色のウッドでオリジナルのトレリスを制作しました。スリットの間にはツル植物を這わせられるよう異形棒物の格子が設置されており、植物の成長を待っています。庭に閉塞感を与えることなく、ほど良い存在感で外界との縁切りになっています。山がお好きなご主人様のためにはたくさんの木々を。紅葉、黄葉、常緑、実、花、全てが楽しめる樹種が並んでいます。2トップの大きな落葉樹はエゴノキとハイブリッドハナミズキです。最近では小さなサイズの木を植えられる方が多いかと思いますが、家とバランスを取るにはこれくらいの大きさが本当は丁度良いです。
その樹木やトレリスに囲われた庭の真ん中には石張りのテラスが広がり、家族の憩いの場となっています。テラスの周りは一面花を植えられるようになっており、これから数年かけて奥様が作り上げて下さいます。お仕事を通じてお会いでき大変嬉しいです。庭が少しずつ出来上がってゆくのが楽しみです。ありがとうございました。
Design kosaka
恵庭市 I様邸
北区 I様邸
北区 A様邸
手稲区 S様邸
2世帯が住まわれるリノベーション住宅のS様邸、ご両親が作ってきたお庭を今回大胆にリノベーションさせて頂きました。
当初は樹木が生い茂り、野生感あふれるお庭でしたが、お子さんがのびのびと遊びまわれるすっきりとしたお庭に変身です。ツツジ類などの樹木は一箇所にまとめ、もともと畑だった場所はほくほくの良い土に育っていたので、雑草だけを排除し再度畑として使えるようにしました。
メインのご希望だったウッドデッキは約4坪の広さをとり、2家族が充分ゆとりを持って食事できる広場としました。目隠しのためにぐるりと囲んだウッドフェンスのおかげで、家族の憩いの時間もより落ち着いて過ごすことができます。その周りのペイビングはウッドチップを敷き込み、元気なお子さん達が走り回って転んでも擦り傷にならないようクッション材となってくれます。物置までは歩きやすく平板を敷設し、その両サイドには奥様用の花壇です。やはり歩く道の脇には花ですね。お忙しいかとは思いますが、無理の無い範囲でお庭を楽しんで頂ければと思います。
Design kosaka